湯河原ゆかりの文豪にちなんだお料理で、春を感じていただけるお献立をご用意してます。
【食前酒】
湯河原ゆかりの作家•坂口安吾の名短編『桜の森の満開の下』は篠田正浩監督・若山富三郎主演で映画にもなりました。
山翠楼オリジナルカクテル「花霞」
【先 付】
秘伝の特製ダレでいただく山翠楼名物「自家製引き上げ湯葉」
~ニンジンおろし&わさび添え~
【前 菜】
<湯河原&近郊の記念館・話題施設・景色・寺・エンターテインメント・歴史・自然などをテーマにした全7品>
約250種、1000本の椿が咲き誇る“椿寺”……赤カブ&ゆで卵で作った「赤い椿の手毬黄身寿司」
新崎川でのヤマメ釣り解禁は3月の第一日曜日……「ヤマメの一夜干し焼き&ミョウガの甘酢和え~木の芽のせ~」
観光名所“五段の滝”の近くではタケノコから竹になりかかかっている光景に出くわすことも……「タケノコがんもどき」
湯河原駅から徒歩7分。桜木公園では約20本のソメイヨシノが咲き誇ります……「桜海老&菜の花のテリーヌ」
湯河原美術館名誉館長は日本画家・平松礼二氏……氏の作品『桜月』(2001)に題をとった「おぼろ月じゃがいも饅頭」
春のピクニックスポットとして人気の“幕山公園”……ズッキーニ・遠州産“美味鶏”・赤パプリカの「バーベキュー串」
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の源頼朝は湯河原の人気者……頼朝の好物「鮭の燻製~コールスローサラダ添え~」
【先 椀】
熱々!北海道産アイナメの真丈~枝豆のすり流し仕立て 柚子の香りと共に~
【お造り】
<すべて地場産! 相模湾&駿河湾産の刺身5種盛り>
相模湾産カツオ~ポン酢で~
駿河湾産桜鯛の湯引き~自家製煎り酒で~
相模湾産イサキ~そのままで~
駿河湾産タチウオの炙り~自家製煎り酒で~
駿河湾沖クロマグロ~料理長特製土佐醤油で~
ポン酢 自家製煎り酒 料理長特製土佐醤油
【鍋】
春の味覚の風物詩「相模湾産メバル&山菜鍋」(メバル出汁醤油味)
メバル、わらび、ふき、キャベツ、水菜、大根、焼き豆腐入り
~鍋に「わさびおろし」を入れると、また違った味わいを楽しめます~
【強 肴】
梅・椿・桜・ツツジ・みかん……春の湯河原町は“花の町”
「お花見ステーキ御膳」
黒毛和牛のステーキ~梅肉ソース・タマネギ&マスタードソース・わさびで~
鰆のステーキ~レモン塩で~
アスパラ豆腐~そのままで~
【ごはん・留椀・香の物&ごはんのお供】
北海道ブランド米「ゆめぴりか」釜炊きごはん
京都の赤味噌で作った揚げ湯葉&京水菜入り赤出汁
西麓産レンコンの甘酢漬け 西麓産壬生菜の浅漬け 北海道産行者ニンニクの辛子漬け
駿河湾産アジの南蛮漬け 登別・藤崎わさび園の「わさび昆布」
【デザート&日本茶】
<湯河原ゆかりの作家&作品などをモチーフにした甘味スイーツ&日本の銘茶めぐり>
夏目漱石の親友・正岡子規に師事した歌人・長塚節は頻繁に子規に贈り物をした……たとえば「梅羊羹」
名作『伊豆の踊子』で、主人公の「私」は湯河原温泉に2泊して天城に向かいます……川端康成が愛した「マドレーヌ」
谷崎潤一郎の恋愛小説『熱風に吹かれて』に登場する“苺牛乳”をヒントに作ってみました……「苺のババロア」
『しるこ』というエッセーを書いてしまうほど“おしるこ” 好きだった芥川龍之介に捧げる「小豆のアイスクリーム」
お茶好きの文豪・作家たちも、このお茶を飲んだのだろうか……静岡県の「掛川茶」
2022年3月
山翠楼 SANSUIROU 総料理長 主藤誠一